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外食チェーンが自家製麺を選ぶ理由。

2026年07月21日配信

外食チェーンが自家製麺を導入する動きが、ここ数年で加速している。

かつて、チェーン店の麺といえば製麺所からの仕入れが当たり前だった。しかし今、規模の大小を問わず「自家製麺」を差別化の武器にするチェーンが増えている。なぜか。

理由① 麺の差別化が集客に直結する時代

飲食業界の競争が激化する中で、スープや調理法での差別化は難しくなっている。多くのチェーンが似たようなスープを提供している今、「麺が違う」ことは明確な差別化になる。

「うちの麺はセントラルキッチンで手打ち式で作っています」というストーリーは、消費者に伝わりやすく、SNSで拡散しやすい。自家製麺は、商品の背景にあるストーリーを作る手段でもある。

理由② 品質の均一化とブランド管理

製麺所からの仕入れでは、麺の品質は委託先に依存する。仕入れ先の都合で原材料が変わったり、品質にばらつきが出ることもある。

自家製麺にすることで、小麦粉の種類・加水率・製麺工程を自社で完全に管理できる。全店舗で同じ品質の麺を提供でき、ブランドの一貫性を保てる。

理由③ コスト構造の改善

店舗数が増えるほど、仕入れコストは積み上がる。自家製麺への切り替えは初期投資がかかるものの、規模が大きくなるほどコストメリットが生まれる。

セントラルキッチンで一括製麺することで、各店舗の製麺にかかる人件費と設備コストを削減できる。仕入れコストとの比較で、損益分岐点を計算した上での導入判断が重要になる。

理由④ メニュー開発の自由度

製麺所からの仕入れでは、既存の麺の種類から選ぶことになる。自家製麺にすることで、太さ・加水率・麺の形状を自由に設計できる。

季節限定メニューや地域限定商品の麺を変えることも、自家製麺なら即座に対応できる。メニュー開発のスピードと自由度が、大きく上がる。

セントラルキッチン導入の現実的なステップ

Step 1 生産量の試算
全店舗の1日の麺使用量 × 営業日数から、月間必要生産量を算出する。

Step 2 設備の選定
生産量・麺の種類・将来の拡張性を基に、製麺機を選ぶ。試作で品質を確認してから導入を決定する。

Step 3 配送設計
生地で配送するか、製麺後に配送するかを決める。配送エリアと店舗数によって最適な方法が変わる。

Step 4 スタッフ教育
製麺の技術を社内に蓄積する。さぬき麺機では製麺機導入後のサポートと技術指導も行っている。

1店舗から始めて、チェーンになっても同じメーカーで

自家製麺を導入する際に重要なのが、将来の拡張性だ。

さぬき麺機は1店舗向けの小型機から、チェーン向けのセントラルキッチン設備、食品工場向けの大型ラインまで、同一メーカーで対応できる。1台目の製麺機を選ぶときから、将来のチェーン化を見越した設備選定ができる。

お客様の事業が成長するにつれて、さぬき麺機も一緒に成長できる。


自家製麺は、差別化・品質管理・コスト改善・メニュー開発のすべてに影響する戦略的な選択だ。外食チェーンが自家製麺を選ぶ理由は、麺を「仕入れるもの」から「作るもの」へと変えることで生まれる競争優位にある。